YUKIZURI
YUKIZURI
LE MUSEE DE H

パティシエ志望として新卒入社した梅林ゆき(22)は、不本意な広報部に配属が決まり、どこか悶々とした日々を送っていた。そんな時、フランスから漂流し、疲れ果てて寝ていた不思議なクマくまのぶ(5)と出会い、この土地の身近なことを通して大切なことに気づいていく。

6話「満足感の正体」

5話「偶然の出会い」

4話「やさしいものほどテマヒマがかかる」

3話「この土地は、美しいものでできている」

2話「不思議なクマとお茶」

1話「かなしみの底にいます」

個性が光る登場人物
梅林 ゆき

梅林 ゆき

石川県七尾出身。小さい頃育ててくれたお菓子好きの祖父母に恩を返すため、パティシエになることを決意。宝物は祖父母が編んでくれた赤い腹巻き。

くまのぶ

くまのぶ

100回生まれ変わった記憶があるクマ。フランスから能登半島へ漂流し、兼六園で力尽きていたところをゆきに拾われる。

田中先輩

田中先輩

ゆきの一番の理解者で、大体いつも朗らかに暮らしている、大のネコ好きだが、比較的どんな動物も手なづけることが出来る。下戸で甘党。

七緒さん

七緒さん

レグレットの経理。自由人。持ち前の直感だけで今まで生きてきた。口癖は「3秒先のことしか考えない」で、各所で仕事をサボっているのをよく目撃される。